水道水の元となる雨水は、地下に浸透し、土の中でろ過されてきれいになります。しかし、水は、逆にその土特有の成分を溶かし出したり、水源上流の川に生活排水が流れ込むなど、自然条件や周辺環境などにより水質はどこも同じではありません。 そのため、浄水場では、それぞれの原水の水質に適したろ過、消毒などの浄水処理を行い、水道法に基づく水質基準に適合し、安心して飲める水道水として供給しています。
 なお、主なろ過方式は、次のとおりです。

急速ろ過方式

水源から取水した原水中の不純物を、凝集剤によってかたまりにした後、必要に応じて沈澱させ、その後、比較的早い流れで砂の層を通してろ過する方式です。

緩速ろ過方式

原水中の不純物を自然に沈澱させたあと、ゆっくり砂の層を通過させます。その際、砂の表面の微生物の分解作用によって水をきれいにする方式です。

膜ろ過方式

水源の原水中の不純物をフィルターに通してろ過する方式です。フィルターの穴は、非常に小さくそれを通らない細菌やウイルスなども、ほぼ全てろ過される方式です。

この他、塩素消毒のみの浄水場やそれぞれの方式を組み合わせた浄水場もあります。

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いずれの浄水場も、毎日、消毒の効果や色、濁り等を測定しており、浄水場から最も遠い家庭でも水道法で定められた残留塩素濃度になるよう調整しています。 また毎日の水質検査のほかに水質の自動測定装置の設置より、市内全域の蛇口で安全でおいしい水を飲んでいただくための監視体制も強化しています。