下水道管路施設における点検結果について
令和7年1月28日に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故をうけ、国土交通省から緊急点検の要請がありました。緊急点検の対象施設(※1)には該当しないため、今回の事故を受けての点検は実施していませんが、下水道法に基づき5年に1度実施する管路の点検を今年度行った結果、異常はありませんでした。
※1 1日最大処理量300,000m3/日以上の大規模な下水処理場に接続する口径2,000mm以上の管路
【点検管路】
公共下水道管路のうち、硫化水素が発生し、腐食が進行しやすい管路
《出雲地域》 1箇所 L= 41m(遠心力鉄筋コンクリート管 口径500mm)
《平田地域》 2箇所 L=180m(遠心力鉄筋コンクリート管 口径600~1000mm)
《湖陵地域》 4箇所 L= 98m(遠心力鉄筋コンクリート管 口径300~500mm)
《大社地域》 1箇所 L= 82m(遠心力鉄筋コンクリート管 口径300mm)
合計 8箇所 L=401m
【点検実施日】
管口カメラによる点検 令和6年12月9日~令和6年12月13日
自走式テレビカメラによる点検 令和7年1月20日
【点検結果】
すべての管路において異常はありませんでした。
【点検方法】
管口カメラおよび自走式テレビカメラによる点検
管口カメラ点検作業状況 管口カメラによる管内の状況
【その他】
今回お知らせした管路以外についても、計画的に点検・調査を実施し、緊急性を伴うような異常がないことを確認しています。引き続き、点検・調査を実施し、必要に応じて詳細調査や補修・修繕を行います。