島根県 出雲市上下水道局

寒波に備えた水道管凍結予防対策について

2022年11月04日

 


水道管は、気温がマイナス4℃以下になるときや真冬日(日中の気温が氷点下の日)には、凍結し破損することがあります。

特に屋外の水道管は、早めに凍結予防対策をして寒波に備えましょう。

屋外の水道管、給湯器まわりは要注意

水道管が凍結しやすい場所は


•むきだしになっている水道管

•風当たりの強い場所にある水道管

•北向きで日陰にある水道管

•給湯器まわりの水道管   

凍結を予防する対策  

 
•露出配管に保温材(発泡スチロールやポリエチレン筒、ホームセンター等

で購入可能)外水栓の防寒対策を取り付け、ビニールテープをすき間なく巻く。

•布やタオルを巻き付け、濡れないようビニール袋などを被せ、

上からビニールテープや紐で固定する。

•屋外の蛇口は特に凍りやすいので、夜間は布きれなどで覆ってビニール袋

等で濡れないようにしておく。

•ガラリ(床下通気口)を閉じる。

•水洗トイレの暖房便座の電源を入れておく。 ビニール袋で覆う       

 


また、万一の凍結を考えて、トイレ等に使用するために、お風呂の残り湯を取り置くことも良い方法です。

給湯器の凍結予防対策

 給湯器に接続されている給水配管は、外気温の影響を受けやすく、凍結しやすい場所です。

配管の凍結を予防するために、配管をカバーするように保温材を巻き、ビニールテープなどで巻いて固定しましょう。また、給湯器配管部分に既に巻かれている保温材が劣化・破損していると凍結することがあります。あわせてチェックしてみましょう。

 ※給湯器の凍結予防対策はこの他にもいくつかありますが、お使いの給湯機器により方法が異なる場合があります。詳しくは購入店舗や製造メーカー等にお尋ねください。

水まわりが凍結したときは

凍結箇所を調べる

寒い朝、水やお湯が出なければ、凍結の疑いがあります。水は出るのにお湯が出ない場合、一番凍結の可能性が高いのは給湯器の入り口部分です。地中から出た管が給湯器へ入るあたりをチェックしてみましょう。
水が出ない水栓から順にたどり、屋外の配管や水道メーターボックスの周辺を調べます。
※普段からメーターボックスの位置を調べておきましょう。

破裂や破損を発見したら

水道管や器具の破裂や破損を発見したときは、出雲市水道事業指定給水装置工事事業者(以下「指定工事業者という。)に連絡してください。漏水があれば、止水栓(メーター器横に設置)を右に廻して水を止めるなどの応急処置をしてから連絡します。

凍結箇所の解決方法

水道管や器具に破裂や破損がなく、単なる凍結の場合は、自然に溶け凍結してしまったら

るのを待つか、タオル等をかぶせて、その上からぬるま湯をゆっくり

とかけてください。

 

水道管や蛇口に直接熱湯をかけると破裂する場合がありますので、絶

対にやめてください。

 

屋内の蛇口が凍結している時は、ストーブなどで室内を暖めることも

有効です。

宅内漏水の確認方法

破裂や破損が発見できない場合も、床下や壁の内側の配管などから漏水していることがあります。漏水は、水道メーターで確認できます。方法は、家中の全ての蛇口を閉めた後、水道メーターのパイロット(銀色)が回っていないことを確認します。少しでも回っていたら漏水していますので、指定工事業者に連絡して下さい。

 

このページについてのお問い合わせはこちらまで水道施設課 給水係 TEL: 0853-21-3512 FAX: 0853-22-3998