令和３年８月に発生した多伎町の地すべりを起因とした水道管破損事故の
際に、甚大な被害を受けた水道施設の応急復旧工事と、地域住民への給水
活動に迅速かつ献身的に尽力いただいたことに対して、感謝状を贈呈しま
した。

◆感謝状贈呈日時

令和５年（2023）３月２９日　１４：３０　(出雲市役所 市長応接室）

◆感謝状贈呈先

出雲市荻杼町２９１番地１
出雲管工事事業協同組合　理事長　小松博幸　様

◆災害対応状況

１.事故発生日時
　令和３年８月１８日　１１時頃

２.水道施設の破損状況
　多伎町小田地内の国道９号に埋設してある２本の水道管破損
　（口径２００mm及び１５０mm）

３.断水状況
　多伎町小田・多岐・久村地区の８９９世帯が断水
　同町内の事業所、公共施設も断水

４.水道施設の復旧
　「地震・水害等の災害応急対策業務に関する協定」に基づき出雲管工事
　事業協同組合に、応急復旧工事と給水活動の協力を要請。
　この間、応急復旧工事で延べ６８名、応急給水活動で延べ６０人の組合
　の方に従事いただいた。

（１）応急復旧工事
　仮配管を南側山中へ７００ｍ布設し、事故発生から４８時間（現場作業
　１２．５時間）で作業を完了し、事故発生から３．５日後の８月２１日
　２２時３０分には断水をすべて解消。

（２）給水活動
　給水ステーションを４箇所設置し、６時から２２時まで３日間開設し、
　延べ２０６１人の地域住民の方へ給水活動に従事。